塩谷住宅建築株式会社
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2012年3月

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いよいよ3月になりました。
普通であれば、3月になればあったかくなり、町の雰囲気も華やぎ、うきうきしてくるのですが、 どうしても3月11日のあの日が頭から離れません。

東北や北関東で震災に遭われた方々に本当にお見舞い申し上げます。

あまりにも強烈な津波による被害と原子力発電所の被害は、一年たった今でも多くの人を苦しめています。
あの日を経験した誰もが、自然の驚異に圧倒され、人の力の未熟さを確認したことと思います。

私は、あの日ある研修会場にいました。
尋常ではない揺れ方に「ついにきたか!」と思いました。
いつかは来ると思われてきた地震が、とうとうやってきたのかと頭をよぎりました。

私の住んでいる深川は、何度も災害によって被害を受けてきました。
近代では、関東大震災、戦争による空襲で焦土となりました。

いま、首都圏でも直下型の地震に付いての情報が、色々出ています。
今まで震度6強ぐらいと思われてきた予想が覆され、震度7程度の揺れが来るのではないかといわれています。

備えがあれば憂いなしといいますが、万全ではないにしても私たちもできることから始めていきたいと思います。




2011年も、あとわずかとなりました。
今年は大きな震災があり、様々な事を考えさせられた、忘れられない一年となりました。

激動の1年でしたが、そのような中、多くのお客様より大切なお住まいをお任せいただき多くの協力業者さんにもお世話になり、乗り切ることができました。

お世話になった皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

来年も、リフォームや新築で、安全で安心な住まいを提供できるよう精進いたします。
6月から定期的に開催しております「耐震セミナー」も、来年も引き続き開催の予定です。

来年も感謝の気持ちで頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

現代の日本の家は最新の設備と最高の性能を持っています。
(最近話題の、エネルギー消費すらもゼロにする「スマート住宅」や「ゼロエミ住宅」など、名前を覚えるのも苦労してしまいます)

そんな高性能な現代の暮らしも、過去の日本人の苦労と知恵の上に成り立っているものなんです。

現代の住宅になりうる前には、人は何千年もの間、穴を掘り、草や木を掛けた住宅(?)に住んでいました。
いわゆる「たて穴式住居」と呼ばれているものです。
縄文時代から弥生時代の初期までにいたる長い長い間です。

さて、果たして原始時代とも言われるているこれらの時代が現代より劣っていたのでしょうか?

「たて穴式住居」は、最新の省エネルギー技術を学んだ方なら、これほど合理的で知的な住宅は無いとお考えになられるかと思います。

では、何故、て穴が条件が良いのでしょうか?
それは「土」のエネルギーを最大限に利用している事です。 直径3mのたて穴住居でも、少しの焚き火をすることにより、ヒートポンプの役目をする土のエネルギーにより、熱交換を行うことができるのです。 この辺の説明は長くなるので、また次回!!


外張り断熱工法

当社でも長年に渡り色々な断熱材を検討してまいりましたが、最終的に行き着いたものが外張り断熱工法です。

従来の、壁の中に断熱材を入れる充填断熱と言われる断熱方法は、柱や間柱を通して内部の熱が外に出たり、また外の寒さや暑さが伝わることがありました。

また、壁の中の結露という問題もありました。
どのように壁の中の結露がどのように発生するのかと申しますと以下のとおりです。

【1】夏のように高温多湿の外気に含まれる水蒸気は、    室内が冷房されているため屋外から室内へと向かいます。
  (水蒸気は、湿度が高いほうから低いほうへ向かう為。)
【2】そして水蒸気は冷えた防湿層のところでせきとめられ、
壁の中に結露が発生する、という訳です。

一般に木材腐朽菌は10度以上で活動し始めるので、夏の高温多湿状態は腐朽菌が活発に活動します。
このような逆転結露現象は、木造家屋にとっては無視できない深刻な状態です。
壁の中に結露が起こるということは、建物にとっても住まう人にとっても非常に怖いことなのです。
これらのことにより当社は基礎から屋根まで家中を断熱材でスッポリと覆う、外張り断熱工法を推奨しております。

高気密高断熱というと閉じ込められた息苦しい室内と思われがちですが、実際に当社の家で1年を通して生活なさったお客様は冬暖かく、夏涼しいとおっしゃいます。

それは、もちろん断熱の効果だけではなく、室内に無垢の板や珪藻土などを採用し、調湿効果を持たせたということもあると思います。
そのことにより冷暖房のランニングコストも抑えることができ、お客様には大変喜んでいただきました。

日本では湿気をどう処理するかが大変重要です。
湿気を寄せ付けず、溜めない断熱を考え、なおかつ自然の物の調湿効果を上手に利用することが良いと考えています。

地震に強い住まいとは

私が塩谷住宅建築を造った平成5年のころから目指していたのは、「地震に強い住まい」です。
何度も自問自答してきました。

その結果、構造の方法をいくつも試させていただき、妻の実家の建て替えの際には「AGH工法」と呼ばれる、最強の方法で建てました。

その後、天竜の日東木材さんの工法やハイパーキットと呼ばれる金物工法を採用し、新築で「地震に強い住まい」を目指してきました。

しかしながら、今、皆さんが不安に思うことは、既存の建物に対して、いかに耐震的に強い建物を造りあげて行くことなのではないかと思います。

既存の建物の場合、現在の基準が100とするなら、その建物の評価がどの位なのか知ることが、まずは大事です。
20なのか40なのかで限りなく100に近づける為の対策は違ってきます。

大事な事は「現状を知る」ことです。
むやみやたらに耐震金物を取り付けたり、極端ですが、不安のあまり引越ししてしまったりするより、まずは耐震診断で現状の姿を細かく把握することが大事です。

また、建物の状態と同様に地盤の現状を知ることも重要です。
お住まいの地域が液状化がしやすい地域なのかどうか知る為に、「ハザードマップ」を公開している地方自治体もありますので確認してみてください。

まずは、地盤と建物の現状を知ることが地震に強い住まいを作り上げる一歩です。

どこが強く、どこを集中して強くすれば良いか、そして建物に重要なバランスはどうなのか?というのも耐震診断で把握することができます。

人間の身体に例えると理解していただきやすいかと思います。
何となく調子が悪い、というのではなく、人間ドックのように色々な検査を経て身体の問題点をあぶりだしていく、というのと同じ事です。

どんな名と呼ばれるお医者さんでも、いきなり手術したりはしないものです。
何度も検査を繰り返し、診断を行い、検討し、患者さんに納得してもらいながら、診断結果を基に手術なり投薬なりを決定していくものです。

建物も同じで、建物の状態をよく把握して、いくつもの対策を立ててその建物にしかできないような耐震計画を立てていくことが、結局は地震に強い住まいを作り上げていくのです。

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木造住宅の耐震セミナーを定期的に開催しております。
こちらの記事のような木造住宅に関する知識を、もっと詳しく質疑応答も交えながらお話いたします。

次回は10月15日の土曜日の開催を予定しています。

★詳しくはこちらでご覧ください
※エコリフォームのサイトに飛びます

是非、お気軽にお越しください。

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