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2011年8月アーカイブ

今回(2011年3月)の震災では、津波の被害が甚大でしたが、 阪神淡路大震災では家屋の倒壊による被害が最も多く、木造住宅の脆弱性が指摘され その後、法改正が行われ、木造の性能はずいぶんと良くなりました。

現在では、木造と言っても耐震性能基準はかなり良くなっています。

ただ、シロアリや腐朽がある場合は要注意です。
特に経年した住宅に見られますが、雨漏りなどがあると、建物は腐り、 腐ればシロアリが発生し、建物の重要な構造部分を中から食い荒らしてしまいます。

シロアリ被害を受けた木は、写真のような、 中がスカスカのスポンジのような状態になってしまうのです。 経年した住宅に限らず、比較的新しい住宅であっても、 断熱材に阻まれて雨漏りがわからなかった、というケースもありますので、 点検をされることをお勧めしたいです。

また、増改築を繰り返した住宅や水に浸かってしまった建物も注意してください。

構造上、重要な最下階が大空間になっていたり、大きな吹き抜けがある場合も要注意です。
これらは、木造云々ではなく、設計上地震に対して脆弱であると言っても過言ではありません。

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