私達がご提供している木材の故郷を訪ねました。実際に使用される木材を目や手で確認し肌で感じることができます。また、森林工場でどのように木材が加工されていくのかご覧頂けます。

和歌山県南部・日置川上流の山々に広がる自社所有林。江戸時代末期から始まった育林事業は、建築材料としてすぐれた杉や桧などの優良紀州材を育てています。その品質は、よじれのない素直な木質が特徴で、しかも強度特性にすぐれた目の詰まった高樹齢材が中心で各方面から高い評価を得ています。

100年生きた木を伐り、家にしてさらに100年生かす。その間に山では新たな木が育ちゆく。人が介在したこの営みにより、木は何世代にもわたって受け継がれてゆく再生産可能な生物資源として森に新たなシステムを生み出しました。