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紀州とのご縁

現在進んでいる新築住宅、K様邸では、色々な事を行っております。


前回のコラムで、K様邸は「地域ブランド化住宅」認定住宅だというお話をさせていただきました。

この、地域ブランド化住宅は、認定される基準が様々です。

私が入っている地域型住宅の名称は、「長期優良住宅・きのくに家」と言います。 名前の通り、もちろん「紀州材100%」の住宅ですが、この紀州と首都圏は、江戸時代から密接な繋がりがあります。

紀伊家は徳川御三家ですし、江戸時代の紀伊國屋文左衛門のミカン舟伝説などもあります。(こちらでは説明を省きますがユニークなのでwikipediaで見てみてください)

この、紀伊國屋文左衛門と、私どもの事務所の隣にある「富岡八幡宮」とは不思議な縁があります。
紀伊國屋文左衛門は、江戸で材木屋を開いていたそうですが、 徳川綱吉が逝去した翌年(宝永7年:1710年)にその材木屋を閉め、富岡八幡宮へ総金張の神輿三基を奉納し、大火で消失した社殿を建立する費用を寄進したりしているのです。

私は深川で育ちましたので、子供の頃から、紀伊國屋文左衛門の話は良く聞かされた話です。

何でも、今のお不動様(深川不動尊 成田山別院)の前あたりで、貧困の中亡くなったのだそうです。
あまり遊びすぎてお金が無くなったのだそうですが、八幡様へ寄進もしていたりしているので、辻褄が合わないような気もします。実際のところはどうだったのでしょうかね?

話が逸れましたが、場所柄だけでなく、私は紀州和歌山と、なぜかご縁があるのです。
和歌山には中学生の頃からよく行っておりました。
サンフラワー号というフェリーが、有明から那智勝浦まで行っていた為、中学生の時にユースホステルを利用して仲間とに出かけ、高校生の時は、仲間と自転車で行きました。

妻とも、和歌山へはよく行きました。

という訳で何かとご縁を感じる紀州の国の材木は、私にとって大事なものの一つです。
この大事な材木で、また一つ、自慢できるような住宅が建ちつつあります。

今年は、色々な方とご縁を頂き、色々な方にお世話になりました。
来たるべく年が、皆様にとって輝ける一年になりますよう心からお祈り申し上げます。

今年も一年、ありがとうございました。
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